身体によい食材を日々食べていれば健康になり、薬はいらなくなる(薬食同源、医食同源)という中国、日本の考え方が昔からあります。また英国には、「You are what you eat」という諺もあります。いずれも日々の食事の大切さを指摘しています。生活習慣病は日々の食生活が一番の原因の病気といっても過言ではないと思います。
生活習慣病の中でも脂質異常症と糖尿病は食生活と密接に関連した病気です。検査値の異常で即座に薬を飲むのではなく、食事療法・運動療法で自分自身の身体を良くすることにより、薬にできるだけ頼らないようにしてほしいと考えて診療しています。